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5分で理解できる吃音者にとっての障害者手帳

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吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

5分で理解できる吃音者にとっての障害者手帳

フジテレビ・月9で始まった新ドラマ「ラブソング」はヒロイン役の藤原さくらが、世間であまり知られていない吃音をリアルに演じていて話題になっています。

電話ができない、お店で注文できない、職場のコミュニケーションがうまく取れないという吃音者の障害は、人に見えにくいだけに、障害としてほとんど知られていませんでした。

人気の月9ドラマだけに「ラブソング」をきっかけに、吃音への認知や理解が広がることを期待する当事者の声が大きいようです。そんな吃音者と障害者手帳についてまとめました。

吃音は発達障害者支援法の対象である

吃音は発達障害の一つである言語障害と認められ、2005年に制定された発達障害者支援法の支援対象になっています。

吃音の症状が固定化し、長期間継続して生活が困難であることが認められれば、障害者手帳が交付され、障害者雇用や障害者年金、住民税や所得税の減免などさまざまな公的福祉が受けられるようになります。

現在の身体障害者福祉法では、障害の重さによって4つの等級に分類しており、吃音は「言語機能が著しく障害を負っている状態」が4級、「言語機能を損失している状態」が3級に該当します。

吃音者が障害者手帳を交付してもらうにはしかるべき医療機関を受診して必要な手続きを踏むことが必要です。

1.市役所で診断書をもらう

最寄りの市役所に出かけて言語・音声障害要の診断書をもらって来ます。このとき15条指定医の名前や医療機関の場所を聞いておきましょう。

15条指定医とは身体障害者福祉法第15条に規定された、身体障害者手帳申請用の診断書を作成することができる医師のことです。

2.医師に診断書に記入してもらう

15条指定医は都道府県知事、政令市市長、中核市(人口20万人以上)市長によって、医師が所属する医療機関の所在地で決定されています。

吃音による障害が身体障害者福祉法別表に記載された障害に該当すると、診断してもらえる医師に記入してもらいましょう。

3.市役所で申請の手続きをする

診断書、顔写真、印鑑の3点を持参して、再度市役所に出かけて申請の手続きをします。

障害者手帳を交付されることのメリット

まず、吃音は改善し、克服しなければならないという考えから解放され、吃音が病気や障害として周囲に認められることで、職場で差別やイジメを受けるような生きづらい環境が変わり、吃音者の人権が認められるようになります。

障害者雇用枠で採用されますので、企業にとってもメリットがあり、就職のハンディが軽くなります。

障害年金は3級からですが、4級からでも所得税、住民税など税の控除、上下水道料金の割引、公営住宅の優先入居、交通機関の運賃割引などのサービスが受けられます。

障害者手帳を交付されることのデメリット

障害者雇用枠で採用されるということは、一般採用に比べて給料が抑えられる可能性が高いです。もし、仕事上に必要な才能や技術を持っている場合は、不当に評価されてしまうことになります。

また、吃音者はある場面では声が出にくいですが、普段は普通にしゃべることが可能なので、完璧な障害者としては見られず、周囲から「ズルい」と言われたり、後ろ指を指されたりする可能性もあると考えた方が良いでしょう。

まとめ

吃音者の悩みや生きづらさは当事者にしか分かりません。吃音で筆談しなければならないなど、あきらかに日常生活に支障がある場合は、障害者手帳の申請も視野に入れた方が良いでしょう。

障害者として認められることで、職場で配慮してもらえるようになり、ストレスから解放されて自分を受入れられるようになった結果、吃音の症状が改善することも考えられます。

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