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職場や同僚が吃音者だった場合の接し方

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吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

職場や同僚が吃音者だった場合の接し方

家族に吃音者がいる場合は、普段の生活で接しているので、緊張することも少なく、吃音による問題は少ないかもしれません。

友人の場合も吃音であることを分かってくれているので、ときにどもることがあったとしても、コミュニケーションに問題は起きないでしょう。

しかし、職場の同僚や上司が吃音者だった場合は、互いに協力しながら仕事をしていく関係なので、吃音であることが仕事上の支障になることが考えられます。

仕事上のミスと違い、吃音であることは本人の責任ではありません。職場の同僚や上司が吃音者だった場合、同じ職場にいる人はどう接すれば良いのか考えます。

職場の同僚が吃音者だった場合

採用されるときに自分が吃音者であることを伝えていれば、何かしら職場の配慮があるかも知れません。

例えば、話すときに言葉が詰まって時間がかかってしまっても、話し終わるまで待ってもらえるとか、話し方ではなく話の内容を聞いてもらうというようなことです。

意外に、どもってもそのことに対してノータッチで普通に接する、他の職員と同様に仕事をまかされ、評価のされ方をしている、いい意味で特別扱いをせず、他の人と同じように仕事の機会を与えるという職場が多いです。

吃音者本人も特別な配慮は必要としていないようですが、大声で指示を出すのは代わって欲しいとか、調子が悪いときは電話対応をしなくて済むようにして欲しいという要望はあるようですね。

職場の上司が吃音者だった場合

上司が吃音者だった場合、部下は上司の指示を受けなければならず、常に受け身でいることが負担になるかも知れません。

ある女性社員の上司は、数名で行う仕事の指示や、一対一の評価面談になると、「た、た、たとえば~」など話し始めがどもり、それが文章の切れ目毎にあるため、長い話は内容を理解するのに骨が折れると言います。

しかも、自ら吃音であると部下に伝えていないため、聞き取りづらいという改善の要望を出しづらいと言います。角を立てないようにするには、「~ですか?」と内容を復唱するようにすることでしょう。

あるいは理解できないことは聞き流し、理解できたことを「○○を△△すれば良いのですね。他に何かありますか?」と聞き返すようにするとストレスを減らせると思います。ただし、理解不足と受け取られることもあるため、上司の性格を見極めることが必要です。

本人が吃音者であることを隠している場合

吃音者であることを知られたくないと思い、本人が職場には伝えていなかった場合、職場の同僚としてどう接すれば良いでしょうか?

吃音者として見られたくない気持ちがあるはずなので、まず、勝手な差別や偏見は持たないこと、そして同情心を持つことも却って本人を傷つけることになるでしょう。

相手が心から自分の話を聞きたいのだと感じれば、話しやすくなり、逆に自分の話にじれったさを感じていると思えば、プレッシャーがかかって話しづらくなります。

人の話し方には「慣れる」ことができますので、相手をひとりの話し手として接することが、なにより大切ですね。身近に吃音者と接する機会があることは、「吃音」という障害についての理解を深めるきっかけになるでしょう。

まとめ

吃音は心理的ストレスが加わると症状が悪化する病気です。職場の朝礼での挨拶や、自己紹介、電話応対、人前でのプレゼンなど特に緊張する場面でどもることが多くなります。

吃音者自身もそのことに悩み、少しでもどもることを減らしたいと、人知れず努力を続けています。

同じ職場の仲間として、その人の努力を認め、心理的プレッシャーを与えないよう、温かい目で見守ってあげて欲しいと思います。

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